
一般的に不動産投資は、ミドルリスク・ミドルリターンな投資方法だと言われています。
とはいえ、初めて不動産投資を行う人の中には、どのようなメリットが期待できるのかご存知ない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方のために、「不動産投資」をわかりやすく解説いたします。
そもそも「不動産投資」とは、利益を得ることを目的に、不動産事業に賃金を投下する投資方法です。不動産投資で利益をあげるには、主に2種類の方法が存在します。
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インカムゲイン
購入した不動産を人に貸すことで賃料収入を得る方法です。毎月安定した収入を得られる点から、近年主流になっています。
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キャピタルゲイン
購入時の金額よりも高く不動産を売却することで利益を獲得する投資方法で、1980年代の後半に流行しました。
こうした2種類の方法から、自分の投資目的や希望する収益に合わせて、最適な不動産投資を選びましょう。
では、不動産投資をはじめ、株式投資や預貯金といった投資には、どのような特徴があるのでしょうか?
各投資の特徴
預貯金 |
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リスクとしては、金融機関の破綻で預金が返ってこなくなることでしょう。しかし、破綻する可能性は低いのでご安心ください。一方、金利設定は高くないので、ローリスク・ローリターンの投資だと言われています。 |
株式投資 |
投資した企業の業績により株価が左右される、ハイリスク・ハイリターンな投資方法です。また、株主優待制度のある企業の株主になれば、さまざまな特典を受けられるといったメリットも挙げられます。 |
不動産 |
空室をはじめとする多様なリスクはあるものの、基本的には土地がある限り不動産の価値はなくなりません。そのため、長期安定的な収益の見込めるミドルリスク・ミドルリターンな投資方法です。 |
安定収入の確保
アパートやマンションといった収益物件であれば、基本的に年単位で契約するため、長期的な収入が見込めます。また、賃料が大幅に下がる可能性も高くありません。
そのため、毎月安定した収入を確保できる点から、副業としても注目を集めています。
私的年金代わり
収益物件のローンを支払い終われば、毎月の家賃収入を私的年金として利用できます。
実際に、公的年金を補う収入源として、不動産投資を行っている人は少なくありません。
豊かな老後生活を営むために、若いうちから堅実な資産形成に取り組みましょう。
節税・相続税対策
収益物件の運営に伴う維持管理費や減価償却費は、経費として計上できます。これらの経費が家賃収入を上回れば、不動産所得が赤字とみなされ、所得税・住民税の減額につながります。また、相続税に関しても、現金資産より課税額を削減することが可能です。
資産になる
万が一の事態が起こっても資産として家族に遺せるのが、不動産投資のメリットの一つです。
遺した収益不動産は賃貸経営で収入を得るだけでなく、売却することによって多額の現金に変えることも可能です。さらに、住居として利用する方法もあります。
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コインパーキング
不動産投資と比べて少ない初期投資や設備で運営できるので、すぐに始めることができます。ただ、アパート・マンションとは違い、「住宅用地」にはならないため、固定資産税や都市計画税の減税はありません。
区分マンション
1室を購入する手法であれば、比較的小額で投資を始められるだけなく、借入金も少なく済むため、初心者の方にはおすすめです。しかし、退去者が出ると収入がゼロになる点から、空室リスクが高いと言えるでしょう。
一棟マンション
マンションを一棟購入することになるため、決して投資額は少なくありません。しかし、よほどのことがない限りすべての部屋が空室になることはなく、空室リスクを分散したうえで堅実な収入が期待できます。
一棟アパート
マンションと比べると小規模な物件であり、購入価格が安く、高利回りなものが多く存在するのが特徴です。
ただ、木造や鉄骨造であることがほとんどのため、修繕費がかさむというデメリットが挙げられます。
店舗・事務所
住宅系よりも高い家賃設定が可能なことから、比較的利回りは低くありません。しかし、空室リスクが高く、金融機関の融資条件も厳しいため、すでに複数投資物件を所有している不動産投資経験者による購入がほとんどです。
その他(太陽光事業)
発電した電力を電力会社が一定価格で買い取ることを約束する「固定価格買取制度」により、中長期的な安定収入が見込めると言われています。また、環境やエネルギ一問題が課題となっている現代社会で注目されている投資方法です。